皆さま、残暑お見舞い申し上げます。

今年は広島・長崎原爆投下から80周年祈念の年となりました。

この度、キューレター百田和子氏のお声がけにより、日系人会にて開催されます大変意義の深い展覧会 “PEACE 2025展”に参加させていただく事を、感謝の気持ちを込めてご案内させていただきます。

展覧会には平和への強い願いが込められた作品が数多く展示されます。それら一つひとつに込められた人々の想いに触れ、皆様が核兵器・核発電廃絶への決意を新たにしていただければ幸甚です。

広島や長崎の悲劇は過去の出来事ではなく、今もなお、核が存在する限り、いつでも起こりうる未来の可能性でもあります。福島の事故も然りです。

しかし、私たちはただ恐れているだけではありません。この展覧会に集まった私たち一人ひとりの心の中には、「核のない世界を創りたい」という強い願いがあります。この願いは、国境を越え、世代を超えて、多くの人々に共有されています。

核の廃絶は、決して簡単な道のりではありません。しかし、無関心でいること、あきらめてしまうことこそが、最も危険な選択だと私は考えます。私たち一人ひとりの声が、行動が、小さな一歩となり、やがて大きなうねりとなって、世界を動かす力になると信じています。核のない平和な世界は、私たちが手を取り合い、声を上げ続けることで、必ず実現できる未来です。

展覧会で感じた平和への想いを、ぜひ皆さまの日々の生活の中で、ご家族やご友人と語り合いその想いを未来へとつないでいってほしいと願うばかりです。

2025年8月6日
越光桂子